ECサイトの集客にとって効果的な方法がGoogleショッピングへの登録です。アドワーズと組み合わせることで、商品リスト広告を出稿することができます。
近年では、googleはこの商品リスト広告に力を入れ、検索結果の最上段に商品リスト広告を掲載する場合も多くなってきたので、これまで商品リスト広告に取り組んでこなかったECサイトオーナーはこの機会に一度試してみる事をおすすめします。
最近ではこのGoogleショッピングに対応し、簡単に連携が可能なECサイトや、プラグインで簡単に商品フィードを送ることができるECサイトもありますが、今回は基本的な手法として手動で商品リスト掲載に必要なデータを登録する方法をご紹介します。
googleショッピング登録方法
1.Google Merchant Centerへ登録します。
https://www.google.co.jp/merchants/
2.Google Merchant Centerフィードからデータフィードを登録するをクリック
3.対象国を日本、登録するフィード名を登録し、続行をクリック
4.Googleスプレッドシートを選択しクリック
5.Googleスプレッドシートの新しいテンプレートを生成するを選択し保存をクリック
6.Google Merchant Centerがgoogleドライブとの連携をリクエストしてくるので承認するをクリック
7.登録したフィード名でキャンペーンが作成されるのでクリックし、スプレッドシートを編集をクリック
8.商品のデータを入力する。
このデータフィードは、正しく登録を行わないとエラーが発生して、登録ができません。
登録する各項目は下記のページを参考に記入して下さい
https://support.google.com/merchants/answer/188494?hl=ja
■スプレッドシート
■記入する項目
Id 商品アイテムのIDを記入します。
Title 商品タイトルを記入します。
Description 商品紹介を記入します。
Link 商品ページへのリンクを記入します。
Condition 商品が新品か中古品か記入します。
Price 商品価格を記入します。
Availability 商品ストックの有無を記入します。
Brand 商品ブランドを記入します。
Gtin 国際取引番号を記入します。
Mpn 商品の製造番号を記入します。
google product category 商品カテゴリを記入します。
まずは、1列だけ商品の情報を入れて、「今すぐ取得」をクリックします。登録したフィードの形式が正しいか判断され、問題のある部分がエラー表示されます。この指示に沿ってエラーを修正していきましょう。
ポイント1
スプレッドシート3行目~5行目の説明は必ず削除しましょう。商品情報だけ入力した後に、そのままアップロードした場合、この部分がエラーになってしまいます。
ポイント2
google product categoryはサイトの商品をgoogleが分類するカテゴリーとして登録する必要があります。この分類は下記のURLにあるエクセルのスプレッドシートをダウンロードして確認して記入して下さい。product_typeについては、自分で決めた名称を使用しても問題ありません。
https://support.google.com/merchants/answer/160081?hl=ja
ポイント3
デフォルトのスプレッドシートには画像を登録する項目がありません。「image_link」の列を作成し、商品ごとの画像URLを記入しましょう。
ポイント4
Conditionやavailabilityのエラーで、「データフィードの指示に記載されている値にする場合があります。」と表示された場合には「’新品’ [new]」といったように日本語と英語を併記して記入するのではなく「new」として英語のみを記入します。
ポイント5
商品のデータ登録には、必ず「GTIN」「ブランド」「MPN」のうちから2項目以上を掲載する必要があります。「GTIN」は国際取引番号を意味し、日本で流通している商品はバーコードの番号が「JANコード」として国際取引番号にあたります。これと商品ブランドを記入すれば「MPN」を記入しなくても登録が可能です。JANコードがない商品などにおいて、製造者が定める番号が「MPN」です。「MPN」は製造番号を意味し「ブランド」と「MPN」を2つ記入することでも登録が可能です。
Googleショッピングの手動登録はコツさえ掴めばスムーズにできますので興味のある方はお試しください。