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ネット上のゴミ垂れ流し~SEOの功罪

生活の中でもゴミの問題というのは解決しなければならない重要な問題ですが、ネット上にもゴミが溢れています。
リアルにモノが身近にあるわけではないので、なかなか気付かない場合も多いかもしれませんが、さらに残念なことに今後もこのネット上のゴミが垂れ流されていきそうな傾向にあるのです。

コンテンツSEOが主流に

度重なるgoogleのアルゴリズムの変化や、悪質な被リンクに対するペナルティー処置などによって、SEOの主流は良質なコンテンツを制作して、サイト全体のSEO力を高めるコンテンツSEOが定番となっています。従来型の手法に比べて、検索順位が保証されるわけでもないですし、短期検索順位に目に見える効果が現れたり、ロングテールで集客したりということができるようになるまで、ある程度の時間、つまりコストがかかるようになってきています。

多くの場合「ユーザーにとって有益なコンテンツは御社の資産にもなりますよ」というようなセールストークでこの施策を開始し、webコンテンツを制作する企業が多いのではないでしょうか?

SEOが生み出し続けているもの

一方で、みなさんはこんな経験はないでしょうか?
何かを調べたくて、検索したものの、たどり着いたのは誰が何のために運営しているのか不思議なイマイチぱっとしないwebサイトばかり。どの記事も同じような内容で結局肝心のことは分からずじまい。

web業界の人間からすると一目瞭然ですが、このようなサイトはSEO用に作られたものがほとんどで、私は端的に「ネット上のゴミサイト」と分類しています。
また企業が運営しているメディアもありますが、どこかで読んだことのあるような毒にも薬にもならない焼き直し記事や、タイトルだけはキャッチーでついクリックしてしまったけど、中身がほとんどない、という記事を読むと、私は「このゴミめっ!」と思わずにいられません。

コンテンツSEOは、あくまで良質なコンテンツを作ってこそ意味があるのですが、多くの場合、ネット上にゴミを大量に撒き散らしている状況に近いと言えます。
残念ながら、現在ネット上のゴミを取り締まる法律はまだありませんが、ユーザーにとっては迷惑行為に近いので、自主的に気づいてなんとかして欲しいものです。(もちろん、その会社の事業に関連する貴重な情報や体験を共有している良質な記事もありますが、そうでない場合がとても多いです。)

ゴミ山

なぜゴミコンテンツが量産されるのか?

恐ろしいですが、これは、多くの企業がお金を支払ってゴミを大量生産しているからに他なりません。
クラウドワークスでもランサーズでも、クラウドワーキングのサイトを見ると一目瞭然です。1記事1000文字500円、場合によってはもっと安い値段で記事が作成されています。そして、その発注内容には平然とこう書かれているのです。
「ネット上に書かれている内容を調べて記事を作成してください。それをコピペしたとわからないようにリライトしてください。」
つまりSEOの為の記事は専門的な知識がないライターさんによって書かれている場合が多く、そもそも発注側が「webに書いてあることを調べて」と指示しているケースも少なくないので、同じような内容のコンテンツが複製されるだけ。なお、今後はもっと低単価になりそうなので、さらに質の落ちたコンテンツが、大量に生産されていく事も予想されます。

<ネット上のゴミコンテンツが生産されつづける仕組み>
1 多くのwebコンサルティングやSEOの会社は、検索順位を上げるという目的があるにせよ、クライアント企業にゴミ大量生産の提案をし、個人ライターにゴミを大量生産させる。

2 クライアント企業はお金を払ってネット上のゴミを生産するように発注する。

3 個人ライターはわずかな金額のために、ほとんどこの世の中の為にならないゴミを低単価で生み出し続ける。

 

でも、じゃあコンテンツSEOはどうすれば良いの?

これについて、回答はいたってシンプルです。
『ターゲットユーザーにとって本当に有益な記事を作成する』こと以外にはありません。
ただし、コンテンツSEOを企業が展開する場合、それなりの覚悟と予算が必要です。

実際に何かを書いたことがある人ならば判ると思いますが、本当に有益な記事を書くには、その内容についての深い知識や理解、そして興味深く読ませるライティングのテクニックが必要となります。そして、継続して良質なコンテンツを作成していかなければなりませんので、クライアント側が想像するよりもコストがかかります。
もちろん、本当に有益な情報を提供することができれば、まず間違いなく自然にSEOは成功するでしょうし、会社としても貴重な資産になりますので、継続してやり切れるのであれば、非常におすすめの手法です。

積み木

というわけで、もし格安でコンテンツSEOをやっている、という会社の方がいたら、一度自分たちが作成しているコンテンツをユーザー目線で見なおしてみた方が賢明かもしれません。
もしかしたら、あなたの会社は気付かないうちにネット上にゴミを大量にまき散らしているかもしれませんので。

ターゲットにとって本当に有益な記事を作成するコンテンツSEOを実施したい方はこちら

One thought on “ネット上のゴミ垂れ流し~SEOの功罪”

  1. 先週末同じことを考えていました。文章化されてて、頭の整理ができました。ゴミが多すぎます。デザインという言葉が浸透するに反比例して、デザインのクオリティがどうでも良くなっていってることが悲しいので、自分の周りから何とかしていこうと考えてます。

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